育毛,発毛,薄毛,抜け毛に効くフィナステリド,ミノキシジルといった飲み薬って副作用は大丈夫？？-ふさふさ.com-

育毛,発毛,薄毛,抜け毛に効くフィナステリド,ミノキシジルといった飲み薬って副作用は大丈夫？？

AGAの治療薬って副作用があるって最近では有名ですよね。
確かに副作用はあります。
特定の人にはお勧めできません。
しかし、飲める人にはとても効果的です。
副作用を理解しておけばよりよい発毛ライフを送れますね。

フィナステリド（プロペシア、フィンペシア、エフペシア、フィナバルドなど）

フィナステリドは脱毛や薄毛化を進行させる悪玉の男性ホルモンが生成されることを抑制することにより「抜毛」を予防致します。頭皮の毛根付近には５αリダクターゼという酵素の一種が多く存在し、 テストステロンがこの酵素と結びついてしまうと、今度はジヒドロテストステロン（ＤＨＴ）という成分に変化してしまいます。これが毛根の毛母細胞にある受容体と結合すると脱毛シグナルが発せられ、毛根は弱り、髪が抜け落ちて、やがて毛根が閉じてしまいます。フィナステリドは前述の５αリダクターゼの働きを阻害し、ＤＨＴが生成されるのを強力に抑制します。

飲むタイミング
１日１錠（0.2～1mg）
できるだけ24時間ごとに飲んだほうが効果的です。

注意点

・女性は飲むのはもちろん、触るのも厳禁です。
フィナステリドはDHTの生成を抑える薬ですが、DHTは胎児の成長に重要な役割を果たしていることがわかっています。
妊娠中の女性がフィナステリドを摂取すると、胎児に何らかの影響が出る可能性があります。
女性がフィナステリドを摂取することは禁止されています。
触るだけでも微量ですが皮膚から吸収されるので、触ってもいけません。
女性はもちろんですが、女性と同居している男性も間違って女性がフィナステリドを飲んだりしないように気をつけましょう。

また、錠剤を割るのも禁止です。錠剤自体はコーティングされているので、女性が触っても大丈夫なんですが、錠剤を割るとフィナステリドが露出した状態になります。
この状態だと、触っただけでも体内に吸収されてしまうかもしれず、また、粉末になって空気中に飛び散ってしまい吸ってしまう可能性もあります。

・献血はできません。
献血ができないのも理由は同じで、もし献血した血液が女性に輸血されると困るからです。

ミノキシジルタブレット

ミノキシジルは強い血管拡張作用と新たな毛細血管の造成作用で、毛根への血流を増加させます。新たな毛細血管を増設し、今ある血管を拡張して血流量を増やすことにより、毛根は発毛活動を活性化させます。
「発毛」を活性化させる成分がミノキシジルとなります。

飲むタイミング
１日１錠（2.5mg～5mg）
できるだけ24時間ごとに飲んだほうが効果的
基本的に飲むタイミングはフィナステリドと一緒でいつ飲んでも問題ありません。

注意点

血圧の薬との併用は禁止

ミノキシジルは元々降圧剤として開発されたものなので、血圧に影響を与える可能性があります。
AGA治療に用いる量（2.5～5mg）なら血圧に影響を与えることはないですが、他の降圧剤と併用すると効果が増幅されて危険をおよぼすかもしれません。
なので、ミノキシジルタブレットは他の血圧の薬とは併用しないようにしてください。

AGA治療薬を飲む際の注意点

★体調不良時・発熱時は飲まない。
ほとんどすべての薬は肝臓に負担をかけます。
AGA治療薬も同様です。
体調が悪い時、発熱時などは体に無駄な負担をかけることになるため、飲まないようにした方がいいです。
★飲酒の7時間前後は飲まない
AGA治療薬と同じく、アルコールも肝臓に負担をかけます。
なので、AGA治療薬とアルコールは一緒に飲まないほうがいいです。
あとアルコールは血圧を下げる作用もあるので、同じ作用があるミノキシジルと一緒に飲むと問題が起こる可能性もあります。
★他の薬を飲んでいる場合は医師に相談
薬の飲み合わせで、問題が出る場合もあります。（ミノキシジルと降圧剤、など。）
なので、他の薬を飲んでいる場合は医師に相談してAGA治療薬を飲んでも問題ないか確認しましょう。
大抵の薬なら一緒に飲んでも問題無いと思いますが、もしかすると飲み合わせで思わぬ副作用がでる可能性もあります。
★肝機能に問題がある場合はAGA治療薬を飲まない
肝臓が健康な人であれば問題はないレベルの負担なのですが、元々肝臓が悪い人の場合、AGA治療薬によって症状が悪化する可能性があります。
なので、基本的には肝臓が悪いと医者に言われた人はAGA治療薬を飲まないようにしてください。
★男性機能の低下は否めない
髪の毛が減ること自体本来健康を害しているわけではなく、男性ホルモンを抑制し制御するため、男性ホルモンが減ることは避けられません。
★女性は絶対にのまないようにする
フィナステリドは女性にとっては触れることですら害になります。薬を包むことですら男性の薬剤師にのみ許されているほどです。女性は飲み薬は気を付けましょう。